石けん学のすすめ       Anri krand くらんど

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プロローグ「石けんへの緒言」
  石けん、大いなる遺産

1.石けんとは何か、純石けんとは何か
  1-1.純石けん、その無垢の意味 1-2.内なる汚染、石けんの不純物と夾雑物
  1-3.眼にみえる、石けんの製造プロセス>

2.石けんの特性、加水分解と弱アルカリ性
  2-1.石けんの加水分解とその作用 2-2.石けんは、「脂肪酸基+塩基」から
  2-3.有機石けんという、アミノ酸石けんシャンプー 2-4.ロジン石けん、ナフテンサン石けん
  2-5. 純石けんより高pHの石けん、低pHの石けん 2-6.過脂肪石けんの1つ、JIS 化粧石けん
  2-7.料理のような、アメリカ式ハンドメイド石けん  2-8.日本化モデルの究極、ハンドメイド過多過脂肪石けん

3.石けんルネッサンス、古法のすすめ
  3-1.石けんの古法、そして環境の未来 3-2.石けん4500年、ヒストリー
  3-3.石灰苛性化法と、天然炭酸ナトリウム 3-4.炭酸カリウムの古法、油脂搾油の古法

4.正統と伝統の、石けん製造法
  4-1.窯焚けん化・塩析法(熱製法)の石けん 4-2.枠練と機械練
  4-3.水焚法(焚込法)のカリ石けん 4-4.冷製法石けん、ハンドクラフトからホームメイドまで
  4ー5.中和法(脂肪酸中和法)の得失>

5.油脂とその脂肪酸組成
  5-1.油脂と油脂の成分 5-2.油脂の採油と精製、圧搾法・融出法・抽出法
  5-3.石けんと飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸 5-4.油脂の脂肪酸組成
  5-5.石けんの性格と個性、泡立ち 5-6.理想のシードオイル、その未来

6.石けんと皮膚の親和性
  6-1.皮脂の成分 6-2.石けんの刺激性
  6-3.正の水和と負の水和 6-4.負の水和石けん、日本薬局方カリ石けん
  6-5.石けんとアレルギー性疾患

7.石けんと髪
  7-1.髪の性質と酸性リンスの本質 7-2.頭皮の成分、散髪の成分
  7-3.カリ石けんシャンプーの現在と未来 7-4.クエン酸リンスの濃度とpH

8.粉石けんと洗濯のメカニズム
  8-1.洗濯石けん laundry soapsのいろいろ 8-2.粉石けんと助剤、炭酸ナトリウム
  8-3.オレイン酸石けんとcmc(臨界ミセル濃度) 8-4.コンパクト粉石けんのモデルレシピ
  8-5.粉石けんの「旧」JIS規格 8-6.酸素系漂白剤、過炭酸ナトリウム

9.石けんと環境、河川への影響
  9-1.レイチェルカーソン「沈黙の春」から 9-2.化学物質への新しい視点、新毒性学
  9-3.ICSC(国際安全性カード)とPRTR(環境汚染物質排出移動登録) 9-4.河川・海域への親和、石けんの生分解性
  9-5.BODと河川の自浄作用 9-6.日本は軟水の国
  9-7.ハザードとリスク

エピローグ「水と緑の国へ」
  デイーセンシー(慎み)の心

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